革と皮の違い
「革」と「皮」漢字は違いますが読み方は同じです。しかし、動物から剥いだ生の状態の物を皮といい、加工や乾燥、なめしを行った物を革といいます。皮は加工されていないためにすぐに腐敗や硬化が進み素材として使用する事が出来ません。そこで素材として使用するためにも「なめし」などの工程を経て使えるようにするのです。このように革と皮には加工しているか加工していないかの違いがあります。
なめしについて
皮から革へと生まれ変わるための工程としてなめしが必要です。なめすとは皮の腐敗などを防ぐ加工の事をいいます。なめしにはいくつかの種類があり、なめしの施し方によっては革の質感も異なった物になります。
なめしの昔と現在
昔はなめす方法として、皮を乾燥させて叩いたり、擦ったり、揉んだりして繊維を分解する処理を行っていましたが、その後は煙で燻したり、棒植物の油を塗ったり、タンニンに漬け込んだりして柔らかくする事が増え、なめしの技術はどんどん発展していきました。中でもタンニンなめしは最も発展した方法の一つで、昔はタンニンを抽出するのに長時間かかっていましたが、現在では化学の発展により容易になめす事が出来るようになりました。
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