鹿革の歴史
鹿革は日本人にとって馴染み深い素材でもあります。弥生時代には初めて鹿革を武具に利用し、革の加工技術の発展とともに鹿革を利用した様々な製品が生み出されるのでした。奈良時代には刀剣の鞘そして日本最古の足袋に鹿革が使用され、鹿革の特性を用途によって使い分け生活用品や伝統工芸品にまで使用されました。このように、鹿革は古くから日本人に親しまれているのです。
ディアスキンの特徴
そんなディアスキン(鹿革)はメス鹿から作られた革で、柔軟性が優れていながらもしなやかで強靭、肌触りは最も人肌に近いと言われる素材です。また、なめし方によっては柔軟性を長期間保つ事も出来、さらに湿気を吸い取る性質を持っているために日本の気候にも最適です。その優秀さからインディアンの衣服の材料として古くから使用されていたそうです。
ディアスキンの希少性
ディアスキンは、使い込むほど手に馴染み、他の革よりも非常に軽く、撥水性、通気性が優れ、老化しにくい人気素材です。しかし、野生動物である鹿は活動量も豊富で、時期によって角を傷つけあうため無傷の原皮をとることが非常に困難です。そのため、牛革と比べて鹿革は一般的な需要と出回る原皮量が少ないです。
『SATANTA』ではほとんどの製品にディアスキンを使用しています。バッグやブレスレット、ベルトなど様々なアイテムを扱っております。インディアンの伝統的なデザインを守りつつ、古典的な物を現代の物に融合させる「Re-Style」をテーマに物作りを行っています。
さらにお客様自身のアイテムにレザー、スタッズ、ビーズワークなどを施し全てをハンドメイドで完全オリジナルアイテムへと仕上げます。自分だけのアイテムをお作りになりたい方はぜひ、ご依頼下さい。ビーズワークにより、ハードなイメージの革の雰囲気が変わり、ファッションに取り入れやすいかと思います。ビーズワークに関しては、機械織りでは決して作り出せない繊細な美しさを表現しています。
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